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山川草木

日々を愛する 音楽、文章、心象風景

言葉帖:2 憲法とは、国家権力を制限する規範である

憲法とは、『国民みんなが守る大切なきまり』ではなく、『国民みんなで権力を制限する大切なきまり』」

水島朝穂「はじめての憲法教室」

 

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札幌市北区

 

国家権力から国民をいかに守るか。これが憲法の本質であると、著者は指摘する。

そして、憲法に根ざした立憲主義は、時に民主主義とは相いれないものにもなる。

すなわち、民意が戦争に突き進もうとする時、憲法はそれを食い止める役目を果たす。

 

たかが全103条の条文に、日本の国としてのあり方が凝縮されている。

そして、国家権力は自らを縛る憲法の鎖を緩めようとしている。

 

これは立憲主義とは相いれない、国体思想によるものだ。

立憲主義X民主主義=戦後・欧米 V.S. 国体思想=戦前・日本固有?

これが、改憲論議から色濃く浮き出た二項対立の構図とするなら。

 

1票の重みを、よく考えたい。

北の言葉:5 作品に向き合うと気持ちが落ち着く

「作品に向き合うと、みなさんの気持ちが落ち着くんです」

ー障害者のアート活動を支える男性


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藻岩山

 

一本の伸びやかな線を描くだけで、気持ちが落ち着くという。

なぜだろう。

それは、己をありのままに表現することが心地よく、

幸せな行為だからなのではないだろうか。

さまざまな型にはめられ、障害者と呼ばれる人々。

そのレッテルが消えた時、彼らは僕らの心を打つ真のアーティストになる。

 

北の言葉:4 食事が人を変えて行く

「食を通じた関わり合いの中で、人は前向きに変わってゆける」

保育所で働く新人栄養士

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まるでエサのように並ぶ無機質なコンビニ弁当。

それが当たり前になってしまった世界。

しかし顔と顔が見える関係性こそが、食の本質なのだと彼女は言った。

ひとり親家庭の子供たちに接した経験が、彼女を保育の世界へと導いた。