言葉帖:3 必要なのは走り続けることじゃない 走り始め続けることだ
何度でも立ち止まって
また何度でも走り始めればいい
必要なのは走り続けることじゃない
走り始め続けることだ
春の嵐の一騎討ち
滋賀県 cafe alivio 2014.03.09より
この人もある意味では、北国生まれの「うたいびと」である。
今年で30周年を迎えた札幌のフォーク小屋LOGで育ち、
野狐禅として全国へ羽ばたいていった。
歩みは紆余曲折をたどり、彼は今、強烈な輝きを放っている。
メジャーになろうとも、小さなライブ小屋を回り、かつての音楽仲間を大切にし続ける。
その心根のぬくもりは、歌詞ににじみ、弱きものと同じ目線で語り掛けてくるのだ。
生きる、ということは決して簡単なことじゃない。
だからこそ支えが必要なんだ。存在として、言葉として。
これからも輝き続けろ。竹原ピストル。
世の中に、優しさという銃弾を撃ち込めばいい。