北の言葉
170805 SappporoTeine 名もない雑草にも陽は当たる。 彼は問いかけに語ろうとしなかった。心の中にある、大切な言葉を。 同じ志を持ち、道を外れた先輩から受け継いだ魂。 ある記事のインタビューで応えている。 「自分に合っているなと思って、この言葉が好…
ビジョンだけが、心の支えだった。 ー札幌発の健康体操を全国に広めるトレーナー 腰を痛めてスポーツ選手を断念したことが、 健康な体づくりへの仕事を志す原点だった。 しかし、夢は途方もなく大きかった。 世界共通の体操をつくりだすー 辛酸をなめ、どさ…
時間をへても、国が違えども、美しいものは美しいのです ー亡きジャズマンの妻 四十年も前の音色やメロディーが今再び、世界中で再評価されようとしている。 ジャズマンは作品の飛躍を知らず、あの世へと旅立った。 妻は信じていた。愛する者が奏でた旋律の…
「このお笑いの舞台に、できるだけ長く立っていたいんです」 -芸歴8年を数える齢34の芸人 170425@sapporo 花開いた「きたこぶし」 木戸賃はわずか100円。 お世辞にも「売れている」とは言えないのに、その目は穏やかだった。 それでいて、決して何か…
「何かを真剣に本気にやってる奴は絶対にバカにできなくて そいつから飛び出たものは歌であっても、歌でなくても それはあなた自身への、自分自身へのラブソングなんだって歌です 全速力っちゅうナンバー」 ーあるライブに立つ武田英佑一 the武田組 全速力P…
「作品に向き合うと、みなさんの気持ちが落ち着くんです」 ー障害者のアート活動を支える男性 藻岩山 一本の伸びやかな線を描くだけで、気持ちが落ち着くという。 なぜだろう。 それは、己をありのままに表現することが心地よく、 幸せな行為だからなのでは…
「食を通じた関わり合いの中で、人は前向きに変わってゆける」 ー保育所で働く新人栄養士 まるでエサのように並ぶ無機質なコンビニ弁当。 それが当たり前になってしまった世界。 しかし顔と顔が見える関係性こそが、食の本質なのだと彼女は言った。 ひとり親…
「若者が安全に遊べる場所を作りたかった」 ーすすきののクラブオーナー 風営法違反による摘発で全国の有名クラブが相次ぎ姿を消した。 音楽を楽しむ場が犯罪の温床となってはならないのは、言うまでもないことだ。 札幌では、セキュリティを強化することで…
「笑顔になることが1番の脳トレだよね」 ー介護予防センターのある職員 いくら難しい顔をして考えても、脳みそは活性化しない。 なにもお年寄りに限る話ではない。 アイデアが浮かばないときは、笑えばいいのだ。 きっと楽しいアイデアが浮かぶに違いない。
「プランを出すのは毎回大変です。私、何個もアイデアが浮かぶタイプじゃなくて、すごく必死に考えて、やっと一つ二つひねり出す感じなんです」 -高村由紀子(act 25, 発行:札幌市教育文化会館) どんなに力のある舞台美術家でも、アイデアが山のように思…