山川草木

日々を愛する 音楽と言葉 from northern land 

育児帖1:叩かない子育て宣言

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11月24日 朝日新聞「思わず我が子を叩くあなたへ イライラ回避の育児本」

今の自分がまさにそう。忙しくて、子育ての即効性ばかり求めてしまう。

以下、引用-

”子どもに手を焼いたときは、ストレスを爆発させて怒るのではなく、「叱る」こと。子どもに「NO」の基準を与えるように心がけるとよいという。

 その上で、本では「子どもに向き合うときの四つのステップ」を紹介。①子どもの気持ちを受け止める、②相手の気持ちやママ・パパの気持ちを伝える、③方法を考えさせる、アドバイスする、④子どもが自分で決めて動くのを待つ――。心の余裕があるときに始めてみるよう提案する”

NOの基準を与える、何が駄目で良いかを伝える。

きっとこれだけでは物足りない。

-NOへの感覚を繰り返し実感してもらうこと-なのだ。

実体験を伴わない教訓は決して身につかない。

そこに即効性を求めること自体が無理であり、イライラしたり、怒ったりすることは自分の感情面においても「無意味」「無駄」なことなのだ。

子供の失敗は、一方的に何かを伝える場ではなく、子供と向き合う時間にすればいいい。

①なぜそうしたのか

②NOの基準に照らして、何をすべきだったか考えさせる

③子供が決めて動くのを待つ

 

心の余裕があるときに考え、日常的な振る舞いを変えてゆく。

音楽帖1:12939db

www.youtube.comZAZENBOYSの吉田一郎がインディーズ時代に出した音源。

フルで聞いてしまうほど美メロであり、演奏もうまい。

ベースボーカルというだけあって、低音のうねりが心地よい。

もう少し歌詞をブラッシュアップできれば、

このバンドでプロデビューしても面白かったなと思う。

恋や愛、って感じじゃ物足りないものな。

吉田一郎、ソロ活動も楽しみだ。

 

北の言葉:10 名もない雑草にも陽は当たる

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170805 SappporoTeine

 

名もない雑草にも陽は当たる。

彼は問いかけに語ろうとしなかった。心の中にある、大切な言葉を。

同じ志を持ち、道を外れた先輩から受け継いだ魂。

ある記事のインタビューで応えている。

「自分に合っているなと思って、この言葉が好きになった」

その気持ち、よく分かる。

伸びた雑草が一斉に花開くとき、誰もが驚く彩りとなる。

言葉帖:3 必要なのは走り続けることじゃない 走り始め続けることだ

何度でも立ち止まって
また何度でも走り始めればいい
必要なのは走り続けることじゃない
走り始め続けることだ

youtu.be竹原ピストル「オールドルーキー」

春の嵐の一騎討ち
滋賀県 cafe alivio 2014.03.09より

 

この人もある意味では、北国生まれの「うたいびと」である。

今年で30周年を迎えた札幌のフォーク小屋LOGで育ち、

野狐禅として全国へ羽ばたいていった。

歩みは紆余曲折をたどり、彼は今、強烈な輝きを放っている。

メジャーになろうとも、小さなライブ小屋を回り、かつての音楽仲間を大切にし続ける。

その心根のぬくもりは、歌詞ににじみ、弱きものと同じ目線で語り掛けてくるのだ。

生きる、ということは決して簡単なことじゃない。

だからこそ支えが必要なんだ。存在として、言葉として。

これからも輝き続けろ。竹原ピストル

世の中に、優しさという銃弾を撃ち込めばいい。

 

 

 

 

北の言葉:9 ビジョンだけが心の支えだった


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ビジョンだけが、心の支えだった。

ー札幌発の健康体操を全国に広めるトレーナー

 

腰を痛めてスポーツ選手を断念したことが、

健康な体づくりへの仕事を志す原点だった。

しかし、夢は途方もなく大きかった。

世界共通の体操をつくりだすー

辛酸をなめ、どさ回りに汗を流し、それでも諦めなかった。

体操開発から10年。体操は全国に知られるようになった。

夢への歩みは道半ば。もがくように進む彼がいる。

北の言葉:8 美しいものは美しいのです


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時間をへても、国が違えども、美しいものは美しいのです

ー亡きジャズマンの妻

 

四十年も前の音色やメロディーが今再び、世界中で再評価されようとしている。

ジャズマンは作品の飛躍を知らず、あの世へと旅立った。

妻は信じていた。愛する者が奏でた旋律の美しさを。

異界から見つめているだろう彼の、胸の内はいかばかりか。